クリスマス効果か?
22日のブログ記事でも取り上げた、動物園で安楽死処置を待つ2頭の象。今日になって生き残りに向けて一筋の光が差し込んだようだ。
往年の大女優で動物愛護活動家のブリジット・バルドーさんが、24日、自ら運営する動物保護団体(FBB)で結核の疑いのある雌象たちを引き取ると申し出た。
本日24日付のLemonde.fr によれば、バルドーさんは、ローヌ県知事に宛てた公開書簡で「殺処分の命令の替わりに、ブリジット・バルドー財団(FBB)に預けるために象たちを差押える命令を新たに発する」よう、求めている。
象たちの病気が他の動物や一般人に感染しないよう隔離した上で、治療しながら尊厳ある最期を迎えられるよう保証するという。
ブリジット・バルドーさんだが、サーカスに対しても動物園に対してもたいそう憤慨していて、「人間の楽しみのために野生動物を奴隷のように扱う」サーカスと「野生動物を陳腐な囲いの中で見世物にし、絶滅の危機には無関心な」動物園はどっちもどっちと糾弾したと、21日付のパリ・マッチ誌のサイトは伝えている。
バルドーさんからしたら、見るに見かねて動いた、ということか。。。
果たして助け舟になるのか。命令は撤回されるのか。
きよしこの夜、象たちの運命はまだまだ不確かだ。
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