~日々の気になるメディアトピックを気ままにコメント分析~

Monday, December 24, 2012

結核で絶体絶命の象、イブに救世主現る?


クリスマス効果か?

22日のブログ記事でも取り上げた、動物園で安楽死処置を待つ2頭の象。今日になって生き残りに向けて一筋の光が差し込んだようだ。

往年の大女優で動物愛護活動家のブリジット・バルドーさんが、24日、自ら運営する動物保護団体(FBB)で結核の疑いのある雌象たちを引き取ると申し出た。

本日24日付のLemonde.fr によれば、バルドーさんは、ローヌ県知事に宛てた公開書簡で「殺処分の命令の替わりに、ブリジット・バルドー財団(FBB)に預けるために象たちを差押える命令を新たに発する」よう、求めている。

象たちの病気が他の動物や一般人に感染しないよう隔離した上で、治療しながら尊厳ある最期を迎えられるよう保証するという。

ブリジット・バルドーさんだが、サーカスに対しても動物園に対してもたいそう憤慨していて、「人間の楽しみのために野生動物を奴隷のように扱う」サーカスと「野生動物を陳腐な囲いの中で見世物にし、絶滅の危機には無関心な」動物園はどっちもどっちと糾弾したと、21日付のパリ・マッチ誌のサイトは伝えている。

バルドーさんからしたら、見るに見かねて動いた、ということか。。。

果たして助け舟になるのか。命令は撤回されるのか。
きよしこの夜、象たちの運命はまだまだ不確かだ。


関連ブログ記事
リヨンの象救済、あの手この手でメディアを動員 (2013年1月7日)
結核の象2頭、安楽死の決定は覆る?(2012年12月22日)



海外生活ブログ フランス情報